※ネタバレ「ザ・サークル」ラスト!ラストが・・・
エマ・ワトソンとトム・ハンクスが出演する映画。
観ない理由はありません。
イーモン・ベイリー(トム・ハンクス)が経営する
巨大SNS企業「サークル」に入社したメイ・ホランド(エマ・ワトソン)
が徐々にその異常な世界に飲み込まれていく様子を描く。
結論から言うと。なんだか古い。もしこれを7年前に公開していたら
物凄い反響だったと思う。2010年の時点ですでにクラウドがどうたら
言っていたし、facebookはまだPCのみ対応で普及していなかったけど。
四六時中のネット配信も取り立て珍しいことでもないような。
そして何よりあのラスト。
満足げにカヤックを漕ぐメイに近づく2台のドローン。
てっきりオールで叩き落とすのかと思ったのに!
何のんきに挨拶しているんだ?
結局どうしたかったんだ?
異常な企業体質を徹底的に完膚なきまでに暴いて壊すか、
または骨の髄まで洗脳されて、世界の支配者になるか
どちらかに振り切って欲しかった。
中途半端過ぎてカタルシスが得られなかった。
途中で監督が変わったとか?
物語以外は良かったのに。エマ・ワトソンもトム・ハンクスも
ビル・パクストンとグレン・ヘドリー演じる夫婦の様子も。
※お二人の遺作になったとは。wikiで知りました。
ネットが嫌いな幼馴染も、途中でおかしくなってしまう友人の
アニーも。皆、良かった。悪いのは物語だけだった。
本当に!!!もったいない。