※ネタバレあり「ルーム ROOM」印象に残った6つのシーン
2016年4月8日(金)公開の「ルーム ROOM」を観てきました。
重い映画だけど、子役の生き生きとした演技に救われます。
でも、でも!観終わって思ったのが…
予告編で、良いシーン全部見せちゃってる☆
ダイジェスト版と本編みたいな。
泣いてしまうシーンがたくさんありましたが、それはそれ。
そんな中でも本編を観たからこそ、心にしみたシーンがいくつかありました。
1.婦警さん大活躍!!子どもを保護した婦警さんの逞しさ。
一緒にいた警官が、もう寝かせてあげなみたいな声をかけても、
初動が大事とばかりにジャックに質問をする。そのおかげでママも
助かる!ラストにも出てきます。優しさと強さを持っている。
2.じいじと孫のシーン。
両親と7年ぶり再会。でも、ハッピーエンドでは終わらない。
孫は可愛いはずなのに、孫の父親は自分の娘を強姦した犯人。
どうしても犯人が憎い。だからジャックと目を合わせられない。
目を見たらその中に犯人を感じてしまうから。悲しすぎる。
3.ママがばあばに激怒するシーン。「人に優しくって教えられたせいで、
あいつの犬を探すのを手伝ってしまった!そのせいで私は誘拐されたの!」
ばあばの「人生が破壊されたのはあなただけじゃないのよ!」。救出後は
腫れ物に触るかのように接してきたが本音が飛び交うシーン。
悪いのは加害者であるあいつなのに、被害者が苦しむつらさ。
4.無神経なマスコミのインタビューシーン
望んでインタビューを受けたママですが、無神経な質問にとまどう。
安全地帯からならなんとでも言えるし、助かった後だからこそ
あの時こうすればよかった、ああすればよかったって後悔してしまう。
被害者なのに。
このツイートを思い出しました。↓
5.ジャックの断髪シーン
長い髪にはパワーが宿るといっていたジャック。
生まれた時から一度もカットしていないため、最初は女の子に間違えられた位。
ママをもう一度助けるために、長い髪をカットします。
ジップロックに入れられた髪の束からは確かにパワーを感じます(笑)
6.ラストシーン
やはり、ラストにシーン。ジャックもママも気持ちに折り合いをつけるために
必要だったのだろう。
※ブログ内で書いている劇中のセリフですがうろ覚えです。実際とは違う可能性があります。