※ネタバレあり「スポットライト 世紀のスクープ」印象に残った3つのシーン
2016年4月15日(金)公開の「スポットライト 世紀のスクープ」を観てきました。
一言で表すと神父の性的虐待をスクープした新聞社の話。
ただそこまでたどり着くのに一人ひとりが命を懸けていて、
手に汗握る。正直、劇中誰かが殺されるのじゃないかとヒヤヒヤしていた。
最後、たくさんの電話が編集部にかかってきたシーンで泣いてしまった。
印象に残ったシーン
1.調べていくうちに、自宅近くに犯人である神父の家がある!
と発見した登場人物の一人が、子供たちにあの家に近づかないようにと
警告する張り紙を冷蔵庫に貼るシーン。親心。。
2.被害者の一人の男性。見た目は強そうで自信ありそう。
仕事もプライベートも充実していて、え?この人も被害者?と一瞬思ったが、
加害者である神父の名前を伝えたとたん、目から光が消えて今にも消えて
しまうのじゃないか?と思うくらい真に迫っていた。虐待の残酷さがうかがえる。
3.ある程度性的虐待の証拠が集まり、被害者の手紙まで集まった。
もう記事にすべきだろう!と思ったのにウォルターがまだだめだとストップを
かけたシーン。マイクがキレるのも分かる。結果的に止めてよかったけれど
他社が先にスクープされていたらと思うと。
実話というのが最初に分かっていたからなおさら怖い。
被害者の証言を取るシーンも、見ていて本当につらかった。
宗教をもたない日本人としては、そこまで神父を絶対視する感情が
分からないけれども、「神様にノーと言えますか?」ってセリフは
そりゃ言えないよな。。と思った。
今まで、映画館で観る作品の基準として
・大画面だからこそいきるアクション映画
・観た後にハッピーになれる映画
・映画好き以外でも知っているようなスター選手が出ている映画
だったけれども、この映画を観て考えが変わった。
※ブログ内で書いている劇中のセリフですがうろ覚えです。実際とは違う可能性があります。