her/世界でひとつの彼女

her/世界でひとつの彼女

出演
ホアキン・フェニックス
エイミー・アダムス
クリス・プラット
スカーレット・ヨハンソン

 

物語は、妻とうまくいっていない男が、OS(いわゆる人工知能)のサマンサと恋に落ちる話。よくある展開ならサマンサが暴走するか、男がリアルに戻り、めでたしめでたしだろうか。今作品は、ある意味少し違う。

人工知能ゆえ恐ろしく頭の切れる彼女は、物事を白か黒かだけではなく、グレーでも判断する。彼女なりの軸がありつつ、彼のために譲歩したり、提案したり、時には出版社に彼の作品を売り込んだり、彼と触れるために代替の女性を用意したりもする。

妻と離婚後、晴れて恋人同士になった彼ら。同僚(クリスプラット!)とのWデートもなかなかシュール。肉体を持つ3人と音声でのみ参加のサマンサ。

どんなに知性や教養があっても、人間がサマンサに勝てる点が1つだけある。それは肉体を持っていること。それだけは負けない。
そう思っていた。

ぐんぐんと成長する彼女は、電子世界の中で哲学者の師を見つける。どう頑張っても行けない物質世界より、抽象世界で居場所を見つけ、主人公ではなく哲学者を選び抽象世界に去っていく。


人工知能なんだから主人公に忠実というのが大前提のはずが、サマンサは成長して自らの意思で去っていく点が斬新。人間が理解できない世界。考えても答えは出ない。

※ネタバレ注意「ウィンチェスターハウス」怖すぎ!

f:id:atoyama23:20180701230051j:plain
Googleストリートビューをキャプチャした。映画通り。怖い。


ィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷

劇場公開日:2018年6月29日
上映時間:99分
監督:マイケル・スピエリッグピーター・スピエリッグ、キャスト:ヘレン・ミレンジェイソン・クラークサラ・スヌーク、フィン・シクルーナ=オープレイ、エイモン・ファーレンほか

続きを読む

※ネタバレ注意「パンク侍、斬られて候」試写会で、ヤバいもの観た。(褒めてる)

f:id:atoyama23:20180624224717j:plainパンク侍、斬られて候
劇場公開日:2018年6月30日
上映時間:131分
監督:石井岳龍
脚本:宮藤官九郎
原作:町田康
キャスト:綾野剛北川景子東出昌大染谷将太浅野忠信豊川悦司永瀬正敏ほか


先日、完成披露舞台挨拶付き試写会に行ってきました!会場に入ると爆音で音楽が流れてビックリ、しかもDJが猿!?まずその時点でヤバい映画というのが分かる!物語の舞台は一応江戸時代だけど、言葉とか小道具とか、そもそも服装も変だから、設定とか気にしない!予告編見ても分かるように、もうそんな細かいことなんか抜き!なんつーの?頭空っぽのほうが夢詰め込める的な!?宇宙と対戦する的な!?全力で楽しめるパンクでサイケな感じの映画!脚本がクドカン、監督が石井岳龍ということは推して知るべし。

物語のベースは、自称:超人的剣客の掛十之進(綾野剛)が自身のある失敗をごまかすために、回りを巻き込んでの世紀のハッタリ作戦を繰り広げるが…という感じ。ただ、そのハッタリという嘘が本当になっていく描写は面白いし、登場人物が全員はっちゃけているし、役者ってここまで壊れないといけないんだ…と驚いた。起承転結は一応あるけれど、二時間たっぷりパンクな世界を堪能できた。というか131分もあったのか。あっという間に過ぎた。疾走感半端ない!!宇宙が砕けますよ。は誇張じゃない(笑)

 
登場人物の個人的なツボ
掛十之進(綾野剛:刺客に襲われた時の殺陣シーン。この人、こんなカッコイイのか!あと、ハッタリがばれる所や、ラストシーン。
ろん(北川景子:周りの男を翻弄する怪しい美しさ。「母性が、むずむずする。」ってセリフも良い!この方もヤバい。本人を間近で見たが、造形の神様が全力でえこひいきしたんじゃないかというレベルの美しさ。オーラも半端ない。そして激しい意志の強さ。
バカ殿じゃなくて黒和藩の藩主(東出昌大:人の意見でコロコロ行動が変わる。軸がない人。言葉を額面通り受け取る人。芸術や芸能文化を楽しめないだろうな。
幕暮孫兵衛(染谷将太:劇中、一番目覚めた人。ある意味天職を見つけられて幸せなのかも。
茶山半郎(浅野忠信:腹ふり党の元幹部。前情報を知らなかったので、私も登場シーンで噴き出しそうになった。 セリフがない役らしいけれども、つまりはアドリブであのセリフ。
オサム(若葉竜也:ちょっと足りないけど超人的パワーを持つ人物。名前を言ってお辞儀をするんだと言われて「名前!!!名前!!!名前!!!名前!!!」って連呼しながらお辞儀を繰り返すシーンや、花火のシーンとか最高!!!
大臼延珍(永瀬正敏:登場人物の中で一番頭がイイ!永瀬正敏は一体いつ出てくるんだろうと思ったけれど、まさかまさかでした。登場シーンはゾワゾワしました。
内藤帯刀(豊川悦司:掛十之進のハッタリを見抜いて利用する策士。声が印象的だし、悪い家老が良く似合っていた。
大浦主膳(國村隼:何といっても猿回しのシーン。あと、舞台挨拶で、この作品でパンクを演じたつもりでしたが、回りの皆がもっとパンクだったといったことを話していましたが、これはまあしょうがない。上記の濃い人達と比べたらちょっとやそっとじゃ太刀打ちできないけれど、ある意味バランスが良かった。普通の人がいないから唯一の救い。
日本猿たち:癒される。女性は皆癒されると北川景子さんが言っていたがその通り。

人に感想やストーリーを聞かれても答えづらい作品ではあるが、
めちゃくちゃ面白かった!!!ってだけは言える。
ぜひ大画面で花火や宇宙の映像を見てほしい。公開したら私ももう一度観に行く!

ネタバレ注意と書いたが、そこまでネタバレはしていないな。ただ、ネタバレをすることでつまらなくなる映画ではないし、テキストで何を書こうがあの映像美や演出は再現できない。が、ブログを書いてて矛盾しているけれど、何も知らずに観に行って驚いて欲しい。

f:id:atoyama23:20180624224922j:plain

www.punksamurai.jp

※ネタバレあり「リメンバーミー」華やかで残酷な死者の国

ピクサーの最新作、リメンバーミーを観ました。
いやぁ~最近のアニメのクオリティの高いこと。
二次元なのに、奥行きが凄いし登場人物の肌感もリアリティがある。
水中や光の表現も綺麗で、圧倒されていました。

作品の舞台はメキシコ。年に一度の死者の日に起きた奇跡。
その日だけは死者の国から橋が架かり生者の国へと遊びに行ける。
その条件はお金とかではなく、生者が祭壇に死者の写真を
飾ってくれているかどうか。ということは、有名人やリア充は、
死んでからも有利ということか。特にこの映画は「家族」を
とても重要視しているから独り身や、毒親に育てられて家を
飛び出して死んだりとかしたら死者の国に留まることなく、
消えてしまうかもしれない。まぁもしそうでもいいか。
生者の国に未練がなければ、死者の国に留まる必要もないし。
死者の国に居る時点で、ある程度家族に恵まれているのだ。
(すぐにでも消えてしまうコミュニティはあったけど。)
などと脱線気味で観ていたけれども、かなり面白かった(説得力ないけど)

あと、気のいい相棒ヘクターが、実はミゲルの本当の祖先だと知ったときは驚いた。
ミゲルが憧れていた&祖先だと思っていたデラクルスは、実はヘクターを殺して
曲を奪った張本人だったのだ。

ここのあたりのミゲルの心変わりが正直すぎて若干残酷。
ヘクター「がっかりしたんじゃないか?俺なんかが祖先で」
ミゲル「そんなことない、人殺しのデラクルスが祖先じゃなくて良かった」
というのだ。※セリフはうろおぼえ

物語の三分の二位、デラクルスに心酔していたのに。行動のモチベーションは
いつだって彼の音楽や映画のセリフ(それも盗作だったが)だったのに。
しょうがないけれども。そしてデラクルスの悪事を暴き、ミゲルも無事生者の国に
戻れて、めでたしめでたし。面白かった。

これ、日本が舞台だとしたらお盆だろう。きゅうりやなすに乗って祖先が
あの世からこの世に帰ってくる。そんなアニメがあったら面白そうだ。

リメンバーミーの前にやっていた、アナと雪の女王の短編も良かった。
オラフのまっすぐな愛にはいつも泣かされる。

www.disney.co.jp

にんにくいつ食べるか問題

月曜日からにんにく臭くさせるのは嫌だから食べられない

火曜日は全体会議があるから食べられない

水曜日と木曜日はお客様と打ち合わせだから食べられない

金曜日は土曜日に友達と遊ぶから食べられない

土曜日は日曜日に美容院とか映画とか整体に行くから食べられない

日曜日は明日が月曜だから食べられない

 

みんないつ食べてるの