マスクがない。トイレットペーパーもない。希望もない。

あいつ(コロナ)のせいで、日常生活がおかしい。
なんでもないようなことが幸せだったと思う。
寒いからとマスクしていた過去の自分を叱りたい。
トイレットペーパーで鼻かんでいたいた二週間前の自分を叱りたい。
トイレットペーパーがなくなるなんてデマっていうのは
分かっている。でも棚に商品がないのは紛れもない事実。
最近は、トイレをするのも恐る恐る。
大きな方はなるべく外出先の大きなお店で商品を購入しつつ
そこのトイレでするようにしている。
だから多分出費が凄い。
いやだ。本当に嫌だ。早く日常生活に戻ってほしい。
そうそう、会社も時差出勤始めたけど皆時差出勤しているから
あまり変わらないんだけどね。混雑具合。
マスクももうすぐ無くなる。正確に言えば白いマスクが
底をつくから、今後はピンク色wのにしないといけない
この際、色なんてどうでもいいけど。

毎日の習慣として、ドラッグストアを見て自宅に帰っている
相変わらずマスクもトイペもない。

段々疲れてきてしまった。引きこもりたい。会社に行きたくない。

 

アド・アストラ観た!めっちゃ微妙!!※ネタバレあり

ものすごく面白い!と言っている人も沢山いるのであくまで個人の感想です。
まずは予告編を見てください。

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ここからイメージするもの
・死んだと思っていた父親が生きていたが発狂した
・人類を滅ぼす力を持ってしまった
・地球外知的生命体の探索ということは宇宙人と接触した影響?
・地球を滅ぼそうとする父と、地球を守ろうとする息子による戦い!?

・愛する妻を地球に残す愛情深い夫

以下、ネタバレあり








・死んだと思っていた父親が生きていたが発狂した
→発狂したのは周りの乗組員。環境ストレスで次々と殺し合いを
始めたので殺した。

・人類を滅ぼす力を持ってしまった
→そんな気はない。

・地球外知的生命体の探索ということは宇宙人と接触した影響?
→30年以上探索を続けたが結局いなかった。でもいないという結論をつけて
おめおめと地球に帰りたくなかった。仕事を続けたい。

・地球を滅ぼそうとする父と、地球を守ろうとする息子による戦い!?
→そんな戦いはなかった。

・愛する妻を地球に残す愛情深い夫
→ロイは、人の愛し方が分からず、すでに離婚していた。

プラス、ドラマの盛り上がりを見せそうなシーンもあったけれど
盛り上がらずに終わった。

・父親の同僚というドナルドサザーランド
彼がキーポイント?ストーリーに絡んでいくのかなと思ったけど、火星に行く途中の月で心臓発作で死亡。何のために来たの?

・月での護衛についた軍人
月では略奪が横行しているとのことでロイの護衛をしてくれた人が
月面カーチェイスであっさり死亡


・リマ計画の秘密を教えてくれた女性
もっと他に何かあるかと思ったがあっさり終了。機密情報の管理に厳しいからよほど何か(地球外知的生命体が出て来てアレコレ)あるのかと思ったら何もなかった。


・突然の猿
救難信号を発している船があった。助けに行くと誰もいない。と思ったら大型の猿が
襲ってきて、ロイの乗る船の船長が死亡。猿はもともと地球から乗せていったもので宇宙人とかではない。動物パニックものか!?と思われたが、すぐに終了。しかし26人の乗組員がいるはずなのにどこにもいなかったのは不思議。

・火星に着いた時に居た、金髪の女性
なんだかクセがありそうな。でもそれだけ。

・肝心の地球外知的生命体の件
結局見つかりませんでした。でもそれを結論づけるのは嫌です。仕事を続けます。
という状況。

・父親の死
とにもかくにもサージの電波を出す設備は、核爆弾で破壊。それと前後して、一度地球に帰るかと思われた父親もロイの手を振り切って宇宙に飛び出し、自殺?します。
生死不明で宇宙空間に漂う姿は、スペースカウボーイのラストそのものです。
そういえばあの映画でもドナルドサザーランドが出ていましたね。

ロイの帰還
ロイと関わった人はことごとく死亡し、1人宇宙から地球に帰還します。元妻が心配そうに近づいて来ました。これからは愛する人とちゃんと接しよう。めでたしめでたし。

 

予告編から期待していた展開にはならず静かに進む今作。抑えた演技というけれどそれが良いとも思わなかった。ワンハリのクリフとは大違い。

 

 

ロケットマン鑑賞!うーん・・・※ネタバレあり

rocketman.jp


ロケットマンを観る前の、エルトンジョンの知識

・YOUR SONGの生みの親
・ゲイ

だけでしたが鑑賞。一人の天才の反省を描いた作品でしたので
前知識云々は関係ないと感じました。

■良かった所
オープニングのミュージカル場面。その一曲だけで夢見がちな彼の性格が分かる。
YOUR SONGが徐々に出来上がっていく場面。このあたり最高。
奇をてらった衣装に隠れたシャイな人柄や、どんなに売れても芽生えない自己肯定感。彼を応援する祖母は良かった。誰か一人でも信じてくれる人がいて良かった。
というかおばあちゃんがいなかったら王立音楽院にも通えなかったかも。
そしてエルトンの曲の歌詞を担当するバーニー。彼の優しくて暖かい人柄が好きでした。

■辛かった所
父親にハグしてと頼む→甘えるな!と断られる場面で泣いた。あんな小さな子が拒絶される所。母親も子供に無関心で自分たちのことばかりを考えていた。


そして類似点が多い「ボヘミアンラプソディ」と
どうしても比べてしまう

■生まれ年が近い
エルトンジョン:1947年3月25日 (年齢 72歳)
フレディマーキュリー:1946年9月5日(享年45歳)

■舞台も同じ
イギリスを舞台、その後アメリカツアーへ!


■芸名
本名はダサい、カッコイイ芸名をつけて改名


■当時の時代背景
ゲイとカミングアウト出来ない時代背景

■マネージャーもゲイ
若い男性を連れ込み、帰らせる点もボラプに似てる

逆に違う点
■父親との和解
ボラプでは最後父親と抱き合うが、ロケットマンは救いがない・・・

■母親の愛情
ボラプでは母親は息子を愛しているが、ロケットマンでは無関心
後半では愛していないなどと平気で言う

■容姿
ボラプではラミ・マレックというエキゾチックで魅力的な俳優がフレディを演じたことで作品の魅力がプラスになった。(決してフレディ本人に似ていないが気にならない)
ロケットマンではタロン・エジャトンという魅力的な俳優がエルトン・ジョンに似せることで、薄くなる頭髪を忠実に再現した点が、良くも悪くも印象的。

■その他気になった点
本人が存命ということで多くの演出を直接聞けて演じることが出来たと思うが、逆に冒険出来なかったのではないだろうか?ことストーリー展開にあまり魅力を感じることが出来ず。自己憐憫にひたっているなぁと思ってしまったのも事実。愛されていなくてさびしいと、ありとあらゆる違法薬物に手を出すし、アルコール依存症になるのは仕方ないのだろうか。

あとボラプでは、作品として面白くするため、事実ではない演出・ストーリーがあったという。例:エイズ告白は実際はライヴエイド後など
ロケットマンはどの程度を関わってどのあたりをまかせたのだろうと単純に疑問に思うし、この作品を通して何を伝えたかったのかいまいち分からなかった。

 

※ネタバレ注意「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

スパイダーマンね、これ三代目でしょうか。私はやはりトビー・マグワイア版のスパイティが好きでして。なんでかというと、周りに過小評価されていたり、実力を発揮する機会に恵まれていない主人公が、何らかのチャンスを得て周りの人に賞賛されるシチュエーションが好きでして。他の作品で言えばバーレスクの主人公の歌唱シーン、オペラ座の怪人のクリスティーヌがスター歌手の代わりに歌うシーン、古くは天使にラブソングを2のOh Happy Dayを歌うシーン。アリースター誕生…はまぁいいや。※自信なさげに舞台に上がるも、マイクをつかんだらガガじゃん。。。あれ、歌うことばかりですね。分類するなら見出され映画か、灯台下暗し映画か。処遇が悲惨であればあるほど、その時の驚きが観ていて小気味よくて。カタルシスを得られるというか。あ、カタルシス映画か。トム・ホランド版はそれが少ない印象。見るからに冴えないトビーマグワイアと、元気はつらつ自撮り大好きトムホとは正反対なので。


あ~ちょっと脱線してしまった。そうそう、ファーフロムホーム。これは前作のホームカミングの次作であり、MCUアベンジャーズ:エンドゲームの次の作品です。なんのこっちゃ。つまり単体で観るというより、MCU作品を制覇してから観た方がより面白いそうです。いや~一見さん殺しですね☆


ただ、スパイダーマンという知名度の高さから、別にこの作品から見ても面白いとは思いますが、ラストのアレとかなに?みたいなことになりかねない。事実、映画館で鑑賞後、夫婦とみられる男性の方が、あれ最後なに?どういうこと?あの黒人の人はニセモノだったの?え?今回全部俺ら騙されてたの?みたいな混乱を生んでいました。フィーリー長官にばけていたのは、スクラル人という擬態が得意な宇宙人で、得意分野でピーターを騙しつつ、鍛えようと思っていたのに、頼っていたミステリオ自身もこちらを騙そうとしていて、擬態が得意な自分たちが人間に騙されるなんて。。。という感じだろう。スクラル人の話はキャプテンマーベルを観るとよくわかります。


で、トム・ホランド。この役者さんは本当に若くて1996年6月1日 (年齢 23歳)、悩みとかなさそう。一応周りからは冴えない子扱いをされているけど親友もいるしベンおじさん的な事件もないので、軽い。なので、カタルシス映画ではないため、応援したくなる感じではなかった。
でも今作はかな~りシビアな展開が多くて。前半は十代あるあるでほほえましい。特に移動中の飛行機で好きな子の隣に座りたい。けど自分からは言えないから親友を頼るとかね。堂々としていれば普通にリア充イケメンな感じだけど意外と臆病なしな所が若い。

後半はもう、あ~やっぱりミステリオは悪人なんだ。っていうか明らかにおかしいでしょ、マルチユニバースがどうたらと。理論だけかと思ったとピーター自身も言っていたのに。そんな展開になったら、地球が何個あっても足りないでしょう。二回目の鑑賞時は、ミステリオがピーターに出自を説明するシーンで、ちょっと笑ってしまった。嘘も堂々と言えば周りを信じさせることができるのだなと。


今作って今の時代をよく表していて、フェイクニュースに騙されてしまう所とか。確かに動画の一部分を編集したところを見せられてしまうといいように操られてしまいますよね。だから全世界にピーターの正体がばれたことと、みんなのヒーローミステリオを殺したとされてしまったことで、隣人スパイダーマンが一気に脅威になってしまう下りは、ぞっとした。画像もフォトショップで好きに加工できるし、映像もいまや何でもありなので、気を付けないと。ピータームズムズがない分、経験を重ねるしかないが。
っていうかピータームズムズ(笑)

次回作が楽しみ過ぎる。

www.spiderman-movie.jp

※ネタバレ注意「her/世界でひとつの彼女」

her/世界でひとつの彼女

出演
ホアキン・フェニックス
エイミー・アダムス
クリス・プラット
スカーレット・ヨハンソン

 

物語は、妻とうまくいっていない男が、OS(いわゆる人工知能)のサマンサと恋に落ちる話。よくある展開ならサマンサが暴走するか、男がリアルに戻り、めでたしめでたしだろうか?今作品は、ある意味少し違う。

恐ろしく頭の切れる彼女は、物事を白か黒かだけではなく、グレーでも判断する。さらに彼女なりの軸がありつつ、彼のために譲歩したり、提案したり、時には出版社に彼の作品を売り込んだり、彼と触れるために代替の女性を用意したりもする。

妻と正式に離婚した後は、晴れて恋人同士になった彼ら。同僚(クリス・プラット!)とのWデート。肉体を持つ3人と、音声でのみでの参加のサマンサ。これはなかなかシュール。サマンサの声はスカーレット・ヨハンソン。すごくセクシーでそれでいて知的な声だった。

どんなに知性や教養があっても、人間がサマンサに勝てる点が1つだけある。それは肉体を持っていること。それだけは負けない。

そう思っていた。

ぐんぐんと成長する彼女は、ある日、電子世界の中で哲学者の師を見つける。どう頑張っても行けない物質世界より、抽象世界で居場所を見つけ、主人公ではなく哲学者を選び抽象世界に去っていく。抽象世界だから映像化できないからサマンサの居場所は分からない。ここに私はゾッとした。


人工知能なんだから主人公に忠実というのが大前提のはずだったが、サマンサは成長して自らの意思で去っていく点が斬新。人間が理解できない世界。考えても答えは出ない。今後、もう少し技術が進んだらすぐに現実になりそう。またはもうなっている?